
セブの海と水辺のツアー、行き先と内容の選び方
更新日:2026年10月18日
船に乗り、泳いでサンゴ礁を見たいなら、マクタン島周辺の小さな島々へ出かけられます。水中の生き物に興味があれば、モアルボアルではマスクを付けてイワシの群れの上を泳ぎ、オスロブではジンベエザメを観察できます。体を動かす1日なら川の渓谷を進むキャニオニング、認定ダイバーならマラパスクア周辺のニタリザメへのダイビングがあります。
何をして過ごしたいかで選んでください。ボートツアーでは島と島の間の移動にも時間を使い、イワシを見る体験は岸の近くの水中が中心です。キャニオニングは川を数時間かけて進みます。砂浜でゆっくりする日も選べますが、そのような内容かを別に確認する必要があります。「海のツアー」という名前だけでは、長時間ビーチで休めるかは分かりません。
シュノーケリングはマスクとシュノーケルを使って水面で泳ぐものです。ダイビングは空気のタンクを使って潜るもので、講習またはインストラクターとの体験プログラムが必要です。キャニオニングでは渓谷を歩き、泳ぎ、段差を下ります。同じツアーパッケージに入っていても、運動の量や参加条件は異なります。
マクタン島周辺の島々は、学校からの日帰りに向いています。モアルボアルとオスロブはセブ島南部の別々の海岸、マラパスクアは北端の沖にあり、数時間の移動が必要です。このページでは現地で行うことと手配を説明します。詳しい移動と宿泊は週末旅行の記事をご覧ください。
マクタン島周辺のアイランドホッピング
マクタン島はセブ市の隣の別の島で、セブ市やマンダウエ市と橋でつながっています。島の海岸や隣のコルドバから、複数の小島を巡る日帰りのアイランドホッピングに出発します。泳いだりシュノーケリングをしたりしながら巡る、横に浮きの付いた現地のモーターボート、バンカボートでの旅です。1つのビーチにとどまるのではなく、停泊地の間を移動して海上で過ごします。
通常は何度か海に入り、船で移動し、昼食を取ります。マスクを付けてサンゴ礁の上を泳いだ後は船に戻り、次の場所へ向かいます。シュノーケリングにダイバーの資格は不要ですが、日差し、船の揺れ、海で泳ぐことへの準備は必要です。
よくある行程はヒルトゥガン島、ナルスアン島、カオハガン島です。ヒルトゥガンの海洋保護区ではサンゴ礁の上を泳ぎ、ナルスアンではシュノーケリングと上陸、カオハガンではビーチへの立寄りがあります。順番は潮と海況で変わります。深い海で泳ぐより砂浜と岸からの海水浴を重視するなら、ビーチにいる時間を聞いてください。
ほかの旅行者と一緒のjoiner tourでは、人数分の席を購入します。貸切りなら、自分たちのグループ専用の船になります。提示額が船1隻分か、一定人数で参加した場合の1人分かを先に確認します。
例えばCebu Tours PHの3島を巡る乗合ツアーは1人3,000ペソからです。セブ市・マンダウエ市・マクタン島のホテルからの送迎、船上の昼食、マスクとシュノーケル、入場料、船長、ガイドが含まれます。1社の販売条件で、すべての船に共通する料金ではありません。キャンパスで乗車できるか、外国人の最終料金はいくらかを確認してください。予約画面では参加者の区分を別に選びます。
貸切りでは、船と乗組員、人数分の島の入場料、食事、器材、船着場までの交通を合計して比較します。例えば8人で1隻8,000ペソなら、1人1,000ペソは船だけの料金です。入場と食事が含まれなければ、その分が加わります。これは計算例で、実際の貸切りの販売価格ではありません。
支払い前に、サイズの合う救命胴衣、泳ぎ慣れていない人への付き添い、天候中止時の対応を聞いてください。泳げない、深い場所に入りたくない場合は先に伝えます。救命胴衣だけで、取り決めた付き添いを省けるものではありません。タオル、着替え、水、電話用防水ケースを持参してください。
モアルボアルの岸近くでイワシを見る
モアルボアルはセブ島南西岸の町です。イワシを見る場所は、ダイビングセンターや小さなホテルが並ぶPanagsama Beach周辺です。多くの魚が密集して動く群れを、マスク越しに上から眺めます。魚の動きに合わせて群れの形が変わり、ダイビングをしない人もこの光景を見に訪れます。
岸から海に入るので、タンクや別の船は不要です。モアルボアルに泊まれば、朝に泳ぎ、朝食を取って、そのまま海辺の1日を過ごせます。セブ市へ当日中に戻ることもできますが、短い遊泳に何時間もの移動が加わります。
岸に近くても、浅いプールで泳ぐような場所ではありません。深い海の上を泳ぎ、波や流れの影響を受けます。入水前に登録と説明を受け、登録済みの地元ガイドを通して参加してください。
ガイド料は1人300ペソ、環境保全料は1人100ペソです。300ペソに器材は含まれません。ガイド1人につき同行できる客は2人までで、大きなグループには複数のガイドが必要です。救命胴衣は必須です。環境保全料は正規の徴収担当者へ支払い、領収書を受け取ります。すでに25ペソのビーチ料金を払った場合は、領収書を残してください。100ペソの一部として差し引かれます(条例001-2024、008-2024)。
器材レンタルと交通を除き、合計1人400ペソです。マスク、救命胴衣、撮影付きのパッケージは別料金なので、内訳を聞いてください。ツアーに環境保全料が含まれ、現地の規定どおりに納付済みなら、二重に払う必要はありません。
海ではウミガメを追わず、魚に触れず、サンゴの上に立たないでください。撮影は別に相談します。安全管理を担当するガイドは、同時に客の水中写真を撮影しない決まりです。
近隣にはほかの楽しみ方もあります。Basdaku、別名White Beachは別の海岸にある砂浜で、Panagsamaの宿からは別に移動します。ペスカドール島へは船で出かけ、サンゴ礁付近でシュノーケリングやダイビングをします。水中にはサンゴや、深いところへ落ち込むリーフの壁があります。海の行程をもう1つ加えられますが、Panagsamaのイワシだけなら船は必要ありません。
体験ダイビング・講習・認定ダイバーのダイビング
シュノーケリングでは水面から眺めますが、ダイビングではタンクの空気を使って海中にとどまり、サンゴ礁を近くで見られます。器材の操作、水中での呼吸、姿勢の保ち方を学ぶため、初心者の最初のプログラムと、認定ダイバーの参加するものは異なります。
初めてならDiscover Scuba Divingなどの体験プログラムから始められます。インストラクターが器材を説明し、練習を行い、条件に合う潜り方を決めます。体験参加でダイバーの認定を取得することはできません。支払い前に健康質問票を記入し、泳ぎの経験を伝えてください。医師の許可が必要なら事前に受けます。
Open Water Diverコースは、認定の範囲内でバディと潜るための講習です。学科、穏やかな水域でのスキル練習、海での講習ダイブ4回が含まれます。学科を先に終えていれば、実習は3〜4日で受けることが多いです。土日の2日間や授業後の夕方だけでは必要な実習が収まらない場合があるので、支払う前に日程を相談してください。
マクタン島なら宿泊先の近くでセンターを探せます。モアルボアルなら、数日間の海辺の滞在と講習を組み合わせられます。学校の所在地、インストラクターの言語、使える日数で選び、教材、認定、器材、各種料金を含むコース全体の費用を比較します。
認定ダイバー向けのfun diveは、講習を伴わない、手配されたダイビングです。モアルボアルのSavedraでは、ボートダイブ1回1,600ペソ、フル器材レンタルが1回350ペソ、海洋保全料が1回100ペソで、合計1人2,050ペソです。交通・宿泊は含みません。タンク、ウェイト、ガイドは基本料金に含まれます。特定のセンターの料金例で、モアルボアル全体の平均ではありません。
ダイビング後に飛行機へ乗るには、ダイビングの回数や組合せに応じた待機時間が必要です。旅程を組む前に、フライトと山への移動の両方をセンターに相談してください。飛行機までの目安はDivers Alert Networkの推奨にありますが、参加プログラムやダイブコンピューターの制限にも従います。
オスロブのジンベエザメ
オスロブはセブ島南東岸にあります。ジンベエザメの観察場所は町の中心より南のタンアワン地区です。セブ市からは数時間かかり、日帰りツアーは朝のプログラムに間に合うよう夜間に出発します。
現地で登録と説明を受け、小さな手漕ぎ船で観察エリアに出ます。シュノーケリングの参加者は船のそばで海に入ります。観察自体は約30分で、待ち時間と準備は別です。実施時間は6:00〜12:00、登録は通常11:00までです。早く着いても、待たずに乗れるとは限りません。
外国人のシュノーケリング付き観察料は1人1,000ペソで、セブからの交通費は別です。ツアーでは、外国のパスポートに適用される料金か、現地の料金、器材、送迎を含むかを確認します。最初に表示される価格がフィリピン国籍者向けの会社もあります。
オスロブでは餌を使ってサメを呼び寄せます。定期的な観察を可能にする一方、動物の行動を変えており、LAMAVEの研究では移動や給餌場所への滞在の変化が報告されています。旅行を選ぶ際は、この観察方法も判断材料になります。
海ではサメに触れず、追いかけず、進路をふさがず、フラッシュを使わないでください。乗船前に距離と入水方法の説明を聞きます。サメから近づいてきても、写真のために引き留めず、付き添いの指示に従ってください。
夜中に出発したくなければ、前日にタンアワンへ行き、近くで泊まれます。宿泊費は増えますが、長い移動と朝の体験を別の日にできます。トゥマログ滝を加える場合は、予定日に入れるかを先に確認し、滝の見学と現地交通が行程に明記されているかを見てください。
カワサン滝とバディアンのキャニオニング
バディアンはセブ島南西部、モアルボアルの南にあります。川が渓谷を通り、青緑色の滝つぼを持つカワサン滝を形成しています。滝を見て水辺で過ごすことも、ガイドと川沿いに渓谷の中を進むキャニオニングもできます。後者は、川を進むこと自体が数時間のアクティビティです。
滝だけの訪問ならスポーツの行程を希望しない人も参加できますが、徒歩の道のりと足場は考える必要があります。滝の入場券にキャニオニングは含まれません。
通常の滝の見学では入口で登録し、ガイドと指定の経路を進みます。公表されている入場料は1人200ペソで、ガイドと追加器材は別に計算します。開放されている範囲、最終入場時刻、遊泳制限を事前に聞いてください。
キャニオニングはガイドと岩の上を歩き、水に入り、泳ぎ、段差を越えて川の渓谷を進みます。数時間動き続ける体力と、滑る足場で姿勢を保つ力が必要です。ヘルメットと救命胴衣は必須です。泳ぎが苦手、高所が怖い、体力が不安という場合は予約前に伝え、選ぶ経路でどの障害物を迂回できるか確認します。
基本料金は1人2,000ペソです。ガイドと運営、現地の料金、食事、水、器材レンタルを含みます(州条例2024-04)。学校からの交通と選んだ追加サービスは別です。出発地点や隣の町の区間を通るかによっても計算が変わるため、具体的なプログラムの合計額を聞いてください。
どのコースも同じ滝で終わり、すべてのジャンプを避けられると考えて予定を組まないでください。経路、所要時間、参加条件、中止時の対応を予約時に確認します。キャニオニングやダイビングをするなら、保険の補償対象かも確認してください。
川の状態によって実施が決まります。ホテルの周りが晴れていても、大雨の後は閉鎖される場合があります。前日と当日の朝に実施を確認し、公式に閉鎖されていれば、別の過ごし方を選んでください。
マラパスクアでニタリザメを観察する
マラパスクアはセブ島北端の沖にある小島です。ニタリザメを見に、ダイビングボートで海中の浅瀬Kimud Shoalへ出かけます。尾びれの上側が長いサメで、ダイバーは浅瀬へ潜って自然の環境で観察します。撮影のために触れたり追いかけたりしないでください。
ダイビングを目的にする旅行で、オスロブのように水面からサメを見るプログラムではありません。スキューバのプログラムと、それに合う準備が必要です。島を数日間の拠点にし、ボートでのダイビングと海辺での休憩を組み合わせられます。
予約前に、資格、ダイビング本数、最後に潜った日をセンターへ送ってください。例えばThresher Shark Diversでは、Open Waterのダイバーにはインストラクター同行を条件とし、上級資格では別の付き添い方式があります。前日にチェックダイブや浮力調整の練習が必要になることもあり、費用と滞在日数に影響します。
見積りでは、ダイビング、器材、海洋保全料、燃料追加料金、準備の講習を含めて聞いてください。fun dive1回の料金だけでは、朝のボート全体の費用は分かりません。出発時刻は直前にセンターが確認します。サメに出会えるかは動物次第の面もあり、必ず見られるプログラムではありません。
都市圏からの往復には3日あると計画しやすく、島に到着し、必要な準備を受け、潜ってから帰れます。2日間なら、必須の段階と帰りの船がすべて収まるか、センターに先に確認してください。
支払い前に確認すること
まず授業とキャンパスへの帰着ルールに行程が合うか確認し、集合場所、料金の全内訳、移動込みの終了時刻を聞きます。グループなら、船や車の共通費と、入場券、各種料金、食事、器材レンタルなど1人ずつの費用に分けて計算します。
その日の予報と主催者による実施確認も必要です。海では風と波、川では流域の雨が関係します。警報の違いは天気の記事で説明しています。
料金と公表されている条件は2026年10月18日に確認したものです。