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フィリピンeTravelの登録方法と有料の偽サイトの見分け方

フィリピンeTravelの登録方法と有料の偽サイトの見分け方

更新日:2026年10月1日

eTravelで登録するもの

eTravelはフィリピンの電子入国カードです。入国に必要な書類で、公式サイトまたはスマートフォンのアプリで入力すると、入国時に提示するQRコードが発行されます。

フィリピンの情報通信技術省が運営し、検疫、入国管理、税関、観光省が登録情報を利用します。登録は1回の旅行につき1件です。

登録は無料

eTravelの登録に料金は一切かかりません。登録のために支払いを求めるサイトは偽物です。

公式アドレスはetravel.gov.phです。

サイトで入力する方法と、eGovPHアプリを使う方法があります。Google PlayとApp Storeへのリンクは、公式サイトのトップページに掲載されています。サイトで入力する場合は、アプリのダウンロードリンクではなく、緑のClick here to Sign Inを押し、次の画面でCreate an accountを選びます。

類似サイトを見分けるときは、次を確認してください。

  1. アドレスが正確にetravel.gov.phであること。余分な単語やハイフンが付いていないこと
  2. 公式サイトでは支払いを求められないこと
  3. 「eTravel Philippines」の検索結果には、etravelpass.ph、etravelphilippines.ph、philippinesetravelpass.comなど、有料の類似サイトが出ることがあります。フィリピン政府とは関係がなく、公式サイトで無料でできる登録に料金を取っています。

入力できる時間

登録は到着の72時間前、つまり3日前から可能です。それより前は、旅行の申告を作成できません。出発直前まで入力できますが、航空会社のチェックインですでにQRコードの提示を求められるため、早めに済ませておきましょう。

各欄の入力方法

eTravelにはアカウントがあります。初回にアカウントを作り、個人情報、パスポート、自宅住所をプロフィールに登録します。次の旅行からは、同じ情報を最初から入力し直さず、旅行ごとの短い申告を作成します。

初回の登録は10〜15分、旅行の申告は5〜7分程度です。

1. アカウントを作る

入力欄 入力する内容
Email address 現在使えて、受信を確認できるメールアドレス。認証コードとQRコードが届きます。
Enter One-Time-Password メールで届く6桁のコード。数分かかることがあります。届かなければResendを押します。
Create your password 大文字・小文字のアルファベットと数字を組み合わせたパスワードを推奨
Photo 顔写真。必須です。サイトでは画像をアップロードし、アプリではその場で撮影できます。

eGovPHアプリからも、アカウントの作成とログインができます。

2. 個人情報を登録する

画面の名前はOnboarding - Personal Informationです。最初にパスポートの種類を選びます。フィリピン以外のパスポートならFOREIGN PASSPORTです。

入力欄 入力する内容
First Name パスポートに記載された名を、そのとおりにローマ字で入力
Middle Name 日本の一般的な氏名では空欄。フィリピンでは母親の旧姓に当たる欄で、不要な名前やN/Aを入れるとパスポート表記と食い違います。
Last Name パスポートに記載された姓
Suffix 空欄
Sex 男性はMALE、女性はFEMALE
Birth Date 月/日/年のMM/DD/YYYY形式。例えば09/12は9月12日です。12月9日ではありません。
Mobile Number 普段使っている携帯電話番号を国番号付きで入力
Citizenship 渡航に使うパスポートの国籍
Country of Birth 出生国。パスポートに記載がある場合は、その表記に合わせます。
Passport Number パスポート番号。空白・ハイフンを入れず、アルファベットは大文字で入力
Passport Issuing Authority パスポート発行国。日本のパスポートならJapanを選びます。日本の旅券のAuthority欄にある発行機関名を入力する欄ではありません。
Passport Issued Date パスポートの発行日。MM/DD/YYYY、月/日/年の順
Occupation 職業を一覧から選択。該当するものがなければ近いものを選びます。オフィス勤務ならManagerなど。

3. 自宅の住所を入力する

Onboarding - Permanent Country of Residenceは普段住んでいる自宅の住所です。フィリピンでの滞在先ではありません。

入力欄 入力する内容
Country 居住国
No./Bldg/City/State/Province 住所全体をローマ字で1行に入力。例:Apt. 5, 1-2-3 Shibuya, Shibuya-ku, Tokyo。部屋番号から始め、建物、番地、市区町村の順に書きます。
Address Line 2 空欄でも可

4. 旅行の申告を作成する

トップ画面のNew Travel Declarationを押し、次の4項目を選びます。

項目 選択する内容
誰の申告か 本人はFOR ME (Current User)。子どもや家族はFOR OTHER (Family Member)。1人ずつ別に作成します。
移動手段 AIR
入国・出国の別 ARRIVAL — Entering the Philippines
Special Flight チェックしません。特別便用の項目で、誤って選ぶと入国時の確認に時間がかかります。

5. 旅程を入力する

入力欄 入力する内容
Purpose of Travel 観光客も語学学校の学生もHoliday/Pleasure/Vacation。観光目的で入国し、就学許可は到着後に学校が手続きします。
Traveller Type AIRCRAFT PASSENGER
Name of Airline 一覧から航空会社を選択
Flight Number フィリピンに最初に到着する便の便名。一覧に見つからなければ、別の便を入力していないか確認します。
Country of Origin、Airport of Origin フィリピン行きの便が出発する国と空港。乗り継ぎがあっても、フィリピンへ直接向かう区間の出発地を入力します。
Date of Departure、Date of Return 航空券に記載された出発日と帰りの日付。帰りの欄は、フィリピンから出国する航空券の日付です。出国用航空券が必要なことは、入国の記事でも説明しています。
With Transit (Connecting Flight)? 乗り継ぎがあればチェックし、表示された欄に乗り継ぎ国、空港名、日付を入力。乗り継ぎがなければチェック不要。
Airport of Destination フィリピンで最初に着陸する空港。セブへ直接到着するならMactan-Cebu International Airport。マニラ経由でセブへ行くなら、マニラの空港を選びます。
Date of Arrival 到着日

6. フィリピンでの滞在先を入力する

欄の名前はDestination upon arrival in the Philippinesです。Residence、Hotel/Resort、Transit Via Airport、Portから選びます。

ホテルに泊まる場合はHotel/Resortを選び、名前で検索します。自由記入欄ではなく検索欄なので、登録のない施設はNo Record Foundと表示されます。

語学学校へ行く場合はResidenceを選び、寮の住所を手入力します。RegionはREGION VII (CENTRAL VISAYAS)、ProvinceはCEBU、Cityは学校の所在地に応じてCEBU CITY、LAPU-LAPU CITY、MANDAUE CITYなどを選びます。その後にバランガイと、通りの名前・番地を入力します。住所は学校の請求書や入学許可証で確認できます。

バランガイは市内の行政区画で、一覧から選ぶ必要があります。未選択では保存できないので、バランガイ名を含む正確な住所を学校に聞いておいてください。

7. 健康状態を申告する

質問 意味 回答方法
Do you have any recent travel history in the last 30 days? 過去30日間に旅行しましたか? 該当すればYes、しなければNo
Country(ies) worked, visited and transited in the last 30 days 過去30日間に仕事・訪問・乗り継ぎで滞在した国 乗り継ぎも含めて記入
Have you had any history of exposure to a person who is sick…? 病気の人との接触がありましたか? 事実に合わせてYesまたはNo
Have you been exposed to bats or sick animals prior to travel? 渡航前にコウモリや病気の動物と接触しましたか? 事実に合わせてYesまたはNo
Have you been sick in the past 30 days? 過去30日間に病気になりましたか? 事実に合わせてYesまたはNo

病気になった、病人と接触した、病気の動物と接触したと回答すると、QRコードは赤色になり、入国審査の前に検疫の確認を受けます。過去30日間の旅行や乗り継ぎ先は、コードの色に影響しません。訪れた国をそのまま記入してください。虚偽の申告には罰則があります。

新型コロナに関する入国時の検査・接種要件は、2023年7月22日に撤廃されました。現在の入力画面にワクチン接種の欄はありません。

8. 税関申告を入力する

最初の質問はDo you have baggage or currency to declare?です。次の項目がなければNoを選び、この画面を終了します。

申告が必要なものは次のとおりです。

品物、たばこ、酒類の免税範囲は入国の記事に記載しています。

Other Travel DetailsのTotal Amount of goods purchased and/or acquired abroad?は、海外で購入・取得した品物の合計額です。金額を入力すると、申告項目を少なくとも1つYesにしない限り、次に進めなくなります。私物以外に海外から持ち込む買い物がなければ、0を入力します。申告する品物がある場合は金額を入力し、該当項目にチェックしてください。

次の画面では、一緒に旅行する家族を追加できます。Below 18 yrs. oldには18歳未満の家族の人数、18 yrs. old or Aboveには18歳以上の家族の人数を入力します。1人で旅行する場合は両方0のままです。

続いて荷物の個数を入力します。Checked-inは預け荷物のスーツケースの数、Hand-carriedは機内に持ち込むスーツケースやバッグの数です。

9. 署名してQRコードを保存する

最後のSignature欄に、指またはマウスで署名します。Kindly double check the information before submittingと表示されたら内容を確認し、Submitで送信します。署名を間違えた場合は、消して書き直せます。

QRコードはDownload QRCodeから保存できます。メールにもコピーが届き、過去の申告はアカウントのRegistration Slipsに保存されます。

緑と赤のQRコード

緑色は、必要な情報が正しくそろっている状態です。そのまま入国審査へ進みます。

赤色は、情報の不足、過去30日間の病気や感染症患者との接触、申告する品物がある場合などです。健康状態が理由なら検疫の追加確認、税関申告が理由なら税関の赤いレーンへ進みます。確認で問題がなければ入国できます。

QRコードの印刷は必須ではなく、スクリーンショットで提示できます。スマートフォンの電池切れに備え、印刷して持っておくこともできます。

困ったときの対応

入力内容を間違えた

etravel.gov.phまたはアプリで申告を開き、該当する欄だけ修正します。最初から入力し直す必要はありません。新しいQRコードが自動発行されます。

QRコードが見つからない

アカウントのRegistration Slipsを開いてください。

二重に登録した

入国審査では1つのコードだけを見せてください。複数提示すると確認に時間がかかる場合があります。

2回目以降の旅行

アカウントを作り直す必要はありません。同じアカウントで、旅行ごとの情報を更新します。

インターネットにつながらない

eTravelはオンライン専用で、オフラインでは使えません。通信が安定しているうちに、事前に入力してください。

入国と滞在延長

フィリピン入国のルールも確認してください。スタンプの日付を超えて滞在する場合は、ビザ延長が必要です。

基本情報は2026年9月28日に公式サイトetravel.gov.phで確認したものです。日本の旅券の入力欄は市場調査の2026年9月24日確認情報に基づきます。

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